恋愛中のご相談に、本当によくあること。
彼は、どうしてこんなことするんですか?
なんでこんなこと言うんですか?
もう私、信じられなくて。私のこと好きならそんなことしないですよね?普通はそんなことしないですよね!?
私って、彼にとってどんな存在なんですか?もう別れたほうが良いですか?
怒りの感情の裏には、「私って愛されてないんだ」「どれだけ彼を愛しても伝わらないんだ」という悲しみの感情が眠っています。
私のことが好きなら、どうしてこんなことするの?
どうして○○してくれないの?
好きなら普通はこうだよね?
私ならこうするけど!
この気持ち、よーーく分かります。私も散々やってきましたので(笑)
でもね、ちょっと待って。
こんなふうに考えてると、実はつらい恋愛を繰り返すことになっちゃうんです。
それどころか恋愛だけじゃなくて、親子関係や友人関係でも同じことを味わうかもしれません。
でもこのブログにたどり着いたあなたはもう大丈夫。そのカラクリと、どうしたら彼の愛を信じられるようになるかをお伝えしますね。
「私のことを愛して!」と叫んでる小さなあなたに気づいて
鑑定をすると、「彼はあなたのことが好きだし、大切に思っていますよ」というケースがほとんど。
じゃあどうして、「私は大切にされていないんだ」「彼にとって私って何なんだろう」と思ってしまうのでしょうか?
こういった感情を感じる出来事が起きるときって、「ねぇ、私のこと愛してる?」って彼に対してあなたが求めている時なんです。
直接、彼にその問いをしていなくってもだよ。
あなたの潜在意識の中に
「ねぇ、私のこと好きだよね?好きならこうしてくれるよね?」
と、彼の気持ちを疑っているあなたがいるんです。
それはもしかしたら、彼じゃなくて今までの恋愛がそうさせているのかもしれない。
子供の頃に、お父さんお母さんに「私のこと愛してる?」って求めたけど、あなたが満たされなくて、その欠乏感が潜在的にあるのかもしれない。
いずれにしても、「私って愛されてない・・・。私のことを愛して愛して愛して!」とあなたの中で泣いて叫んでいる小さな子供のようなあなたがいるんですね。
そんなあなたがいることに、気づいてほしいんです。
愛を求めると、愛は逃げていく
でもね・・・前にも書きましたが、求められると逃げたくなるのが人の性。
愛して愛して愛してーーー!
となってしまうと、ウッと怯(ひる)んでしまう人がほとんどだと思います。
「そんなに愛を返せないよ・・・俺にはそんなにキャパがないよ」って。「俺だって愛されたいよ」って。
キリストやお釈迦さまのような大〜〜きな愛を持っている人は稀ですよね。みんな、自分のことでいっぱいいっぱいです。
そうすると連絡や返信が減ったり、最終的には別れを選んだりね・・・。
もちろん「愛してるよ、心配しなくても大丈夫だよ」と受け入れてくれる人もいますが、どこまでいってもあなたは満たされない。
すると今度は「彼がどこまで耐えられるか?」という耐久レースになってしまいます。
耐久レースに挑んだ彼もいつかは「俺はもう十分、あなたに愛を伝えたよ。これ以上はもう無理だ」となり
あなたは「やっぱり!最初から私のこと愛してなかったんでしょ!」となる。
「愛してほしい」というのは愛の不足感・欠乏感。それが現実となったんですね。(この世界は鏡ですから)
相手に求めるのではなく、あなたが愛を与える
じゃあどうすればいいか?実はとてもシンプルです。
あなたが、彼に愛を送るんです。
彼に愛を伝えるんです。
あなたと彼は同じことをしてる、鏡の存在
鑑定ではよく、「相談者が彼に愛を伝えてない」ってメッセージをキャッチします。
「ねぇ、彼、あなたに愛されてるか疑ってるよ」
「彼に好きって伝えてる?彼、自分の気持ちの伝え方が分からないみたいよ」
「彼は寂しいのよ。『俺のこと愛してる?こんなこと言っても俺のこと受け入れてくれる?こんな態度を取っても俺のこと好き?』ってあなたのこと、試してるよ」
こんなふうにお伝えすることが本当によくあります。
そうすると、「伝えてないですね・・・」「私も好きって言えないんです」「私の方が、愛してほしいですよ」って返ってきます。
これ、よく見て。
・私のこと本当に好きなの?
・愛してる(好き)って言えないよ
・私のこと、愛してよ。
これって、愛を与えていません。愛を求めてるってこと。
そう。つまり二人は同じだってことがよくあるんです。
だから堂々巡りになっちゃう。
「あなたが愛してくれるべきじゃない?」
「いや、君の方が愛してくれよ」
「あなたが愛してくれないと付き合ってる意味が分からないのよ(=私も愛せないわ)」
「そんな君のことを愛せるわけがないだろう」
って。
言葉では言わないですよ。二人の心理または無意識の領域にこういう感情があるんです。
君がどんなメッセージを送ってきても、僕は嬉しいよ
これは昔、私が付き合っていた人から言われたセリフです。
どんなメールの内容でも、どんな返事を書いてきても、僕は嬉しい、と。
なんて愛に満ちたセリフでしょう。
このセリフの背景には、私が「あなたおかしいんじゃない?こういう時は普通こう言うでしょ!」と彼にメールをした経緯があります。(キッツイ女ですね〜😅)
そして彼から来た返信が、「僕は、君からどんなメールが来ても嬉しいよ」。
ところが・・・
このセリフに対して、と〜っても自分勝手だった私は「は?意味わかんない、私は嬉しくない、すごく嫌な気持ち!」と彼に返信しました。(わぉ、思いやりのカケラもありませんね…苦笑)
お付き合いの中で「こうするのが当たり前!こうすべきよ!」とことあるごとに彼に押し付けていたのです。エゴ100%です。
そんな私の無意識下では、どんな君でも好きだよ、と言う彼の気持ちを確かめていたんですね。
私も彼に好き好きと伝えていましたが、それは口先ばかりで、実は「私は愛されていないの、だからもっと愛して!」と求めていたんです。
愛を送るどころか、愛の欠如から彼に求めまくっていたんです。。。
その結果、二人は約4ヶ月後に破局を迎えることになりました。・・・彼の方が耐えられなくなったので、当然の結果と言えるでしょう。
求めるのをやめて、愛を送る方にチェンジしよう
ここまで読んでくださったあなたは、もうお気づきですすね
相手に愛を求めると、相手からの愛はどんどん減っていきます。もしくは依存で繋がる関係になります。
で・も!
あなたが相手に愛を送ると、相手の愛はどんどん増えていきます。
彼も疲れてるから余裕がないのね
彼は私を愛してるけど、表現が分からないだけなのね
彼の価値観やライフスタイルを尊重しよう
彼のこんなところがちょっと嫌だけど、彼にはこんな素敵なところがあるよね
あなたの方から、相手に愛を送るんです。
私がこんなに愛を送ってるんだから、あなたも愛してよ!ではなく、見返りのない愛ですよ。
完璧じゃなくていい、ただ今よりもうちょっと愛せる人になろう、とするだけでいいんです。
そういうふうに意識を変えるとね、「そうだった、この前会ったとき、彼は私のこと喜ばせようとしてくれた」「彼、私がイライラしても優しいわ」なんて彼の良い部分や彼が伝えてくれている愛に気づくことができるんです。
余裕がないと悪いところばかり見えちゃうし、悪い妄想ばかりしちゃうよ
もしあなたが彼に愛を送れないとしたら、「私は愛されていない」「私は愛される価値がない人間だ」という思想が根底にあるからです。
でも、思い出してください。あなたは多くの人に愛されている存在なのです。
たとえ親からの愛をもらえなかった、私は誰からも愛されていないと感じていても、本当は、世界中からとてもとても愛されているんです。
もしかしたら、あなたの親は子育てをするにはまだ未熟だったのかもしれません。親自身も、愛の欠如から愛することができないのかもしれません。
あなたを攻撃する人がいるとき、あなたの方が相手に対する嫌悪感や罪悪感を抱いているのかもしれません。
そんなふうに、親や周りの人にもちょっとずつ愛を送っていくと、あなたの世界はガラッと変わっていきますよ〜!
まとめ
最初に書いたこんな不満、悩み・・・
私のことが好きなら、どうしてこんなことするの?
どうして○○してくれないの?
好きなら普通はこうだよね?
私ならこうするけど!
こう思う気持ち、めちゃくちゃ分かる!
分かるけど、これをやっていたら相手もだけど、なによりあなた自身がキツくなっていきます。
「愛して愛して愛してー!」よりも「私はあなたのこと愛してるよ」って愛を送る。
実は、こうしていくとあなた自身が楽になっていくし、あなたの周りに愛が溢れていきます。
できるところからちょっとずつでいいので、やってみてくださいね〜!
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