今がつらい人へ幸せを引き寄せる方法

静寂の中、忘れられない父の言葉。

こんにちは!チャネリングカウンセラー里緒と申します🌸高次元と繋がり相手の気持ちや性質、状況、メッセージを読み解きどうしたら明るい未来へと進むかお伝えいたします。的中率に定評あり。あなたの気持ちに優しく寄り添い波動を上げ、お悩み解決へと導きます。
今がつらい人へ

一つ前の記事「この世界で起きる全ての出来事は宇宙の素晴らしいギフト」をたくさんの方にお読みいただきありがとうございました。電話鑑定やLINEなどで「心に刺さりました」「すっと入ってきました」などの反響もたくさんいただきました。

この記事の中で

私たちは生きてるだけで、呼吸をして命を感じているだけで十分に素晴らしくそれだけで奇跡なんです。(中略)世界を照らす太陽、大地を潤す雨、鳥のさえずりや頬撫でる風、全てが「私たちはただ生きているだけで尊い」ことを思い出させてくれるものです

というくだりがあります。

今日は、ここについて私の体験談をひとつお話しようと思います。

私の父は、60歳を目前に他界しました。最初の余命宣告は半年ほど、闘病生活は3年以上でしょうか。

父は団塊の世代の見本のような人で、朝早くから遅くまで働き、土日はゴルフ、毎日のように仕事終わりに飲み歩き終電で帰宅、仕事関係の付き合いを大切にし、休肝日はゼロ、タバコは1日に60本(!)も吸っていました。母は今でいう「ワンオペ」でしたが、私にとってはそれが「普通」で父が家にいることの方が珍しかったと記憶しています。(とはいえ父と過ごした記憶も思い出もたくさんあります)

仕事のストレスでしょうか、大病をし大手術を終え、一時は仕事にも復帰したものの、入退院を繰り返し、最期の方は緩和ケアで入院しながら外泊許可をもらって1〜2日自宅に戻る、というものでした。

緩和ケア、ということはもう回復の見込みがないということです。外泊許可をもらって自宅で過ごす時も、ほとんど横になっていました。この時、家族と過ごす残り少ない時間を少しでも一緒に…ということで自分の寝室ではなく、リビングに布団を敷いていました。

元気な頃はなにもなくてもテレビを付けてなにかしらの音に囲まれて過ごしていましたが、この頃にはガヤガヤとした音が煩わしかったのか、静かな時間を過ごすことが増えていました。

ある夜、静寂の中で父がポツリと呟いたのです。

「あぁ、こんなにもキレイな虫の音が聴こえていたんだなぁ。全然気づかなかったよ」と。

庭から聞こえる秋の虫たちの合唱——それはずっとそこにあったのです。

でも、耳を傾けなければ聴こえません。そして静けさの中で、穏やかな心でいる時に私たちの心に“素晴らしいもの“として届くのです。

私はこの時、「あぁそういうことなんだな」と思いました。

飲み歩くことや夜遅く帰宅することが悪いわけではなく、もちろんそういった意味ではないのですが——

いつでもどんなときも私たちの日常のなかに溶け込んでいる、ともすればありふれた豊かさに触れ、ただそれを感じられることがこれ以上なく素晴らしく、それが全てであること。

ただそこに存在しているだけで、私たちはとても尊い存在であること。

命の炎を燃やしている今この瞬間こそが、その一瞬一瞬が、私たちの生きる意味なんだと——。

父が他界してもう20年近くになります。それでも私は、この言葉を、この時の父を忘れられません。

自分の内側と繋がらなければ、本質からどんどんズレていってしまう。
外側に意識を向けて、ああだこうだと条件をつけて、外側に幸せを求めていたらそこに気づくことはできない。

そんなことを、この時気づかせてもらいました。命と向き合い、もう全てを手放し自分の内側を深く見つめていたであろう父から——。

父の死は家族にとって深い悲しみでしたが、私はこの頃から夜寝る前に布団の中で、その日あった些細な出来事や人、物、自分の身体、細胞の一つ一つに感謝をするようになりました。ただ今こうして息をして、生きている。それだけでいい。それだけで言葉では表せないほど尊く素晴らしいこと。

今回は、私の20代半ばの頃のお話をさせていただきました。こんなに素晴らしいことに気づかせてもらったのに、その後仕事や育児などでバタバタし、こんなふうに心を整えることを忘れてしまう日々もありました。人間関係で苦労したりストレスフルになって体調を崩したり、人に対して優しくなれなかった時もありました。

今思い出すと恥ずかしいことや大反省のこともありますが、どれもみな私にとって必要な学びのための出来事だったんだなと、宇宙からのギフトだったんだなと素直に思います。(実際に自死を考えるほどの苦しい出来事が私を天職へと導いてくれました)

人はみな、人生の様々なステージにおいて「辛いなぁ」「どうしたらいいか分からないよ」ということが起こります。でも大丈夫。必ずなんとかなります。後から振り返った時に良い経験だったな、必要な経験だったんだとなります。そう信じれば、そうなります。

「私なんて不幸の塊だよ」「幸せな奴らがムカつくよ」「どうして私ばっかり」——こんなふうにネガティブに波長を合わせ、人がミスをした時には袋叩きにし(正論という名の暴力)、自分を卑下していたらネガティブな現実創造から抜けられません。

だって自分の人生は自分が創っていくのですから。正確には、自分の意識・周波数(波動)が創っていくのです。宇宙と、魂と協働しながら。

明けない夜はありません。
止まない雨はありません。

今苦しい人は、まずは心の平静・安静・安心を取り戻すことから始めてみてください。いいことがあったから笑うんじゃなくて、笑うからいいことがある。

『笑う門には福来る』です☺️

でもいいことを起こすために私たちは存在しているわけではありません。それも忘れないでくださいね!


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