前回の記事で、「自分軸で生きることで自然と自分の人生において必要な流れが出てくる」というお話をしました。今回は、じゃあ「やりたくないことはやらなくてもいいの?」というお話。
\前回の記事はこちら/
これは、『引き寄せの法則』とか、『自分軸で生きる』とかを学び始めた人が陥りやすい罠かもしれません。
やりたいことをやる=自分軸 とだけ認識していると、「やりたくないことは自分の望みじゃないからやらなくていいんだよね?」っていう考えに至ったりします。そういう方は少なくないと思います。
すると例えば、家事ややりたくない仕事を拒否したり、子どもに対しても「勉強なんてやりたくないならしなくていいよ」「学校行きたくないなら休んでいいよ」と簡単に助言する、いうことにも結びつきます。
これちょっと複雑だなーと思うのは、“そういうことではない“んですね。
目の前にある「やるべきこと」は“自分の役割“でもあります。自分の役割というのは、意識的にであれ無意識であれ自分で選んだものですので、その役割を果たすことは、魂の成長や自分の使命・天職・カルマの解消へと繋がってきます。
ここでポイントとなるのは、エゴの声と、魂の声を混同しないことかなと思います。
エゴの声は、外からの情報・価値観の植え付けだったり、自分の中のブロック(妨げるもの)から生まれたちょうど良い「理由付け」だったりもします。
例えば「勉強なんてやっても意味ないよ」とか「面倒くさい」とか、「好きなことだけやってればいいんだ」「なんで私がこんなことしなきゃいけないんだ」というものです。
対して、「自分の役割を果たす」という局面においては、どうしても困難に感じたり、課題だなと感じることが出てきます。それは「役割を果たす」は人生のテーマや課題、カルマでもあったりするからです。
「料理人になりたい」という魂の声をキャッチしてその道に進んだとします。その修行の途中では、先輩の厳しい言葉を受け止めたり、理不尽だなと思うことがあったり、やりたくなくても裏方の仕事から始めることも時に必要なことなのです。
その困難や課題をどう超えていくか、どう自分なりに打開していくか、試行錯誤したり、いかに愉しさを見つけながら進んでいくか、ということが自分軸で生きる上で必要なことだと私は認識しています。
「料理人になりたい、料理の道を選びたい」っていう想いがあるのに、親や世間から「料理の世界は厳しいよ〜」「向いてないよ」って言われて全然違うやりたくない道に進む、これが他人軸です。外の声をキャッチして取り込んで、そこにチャンネルを合わせること。
自分軸は、「料理人になる」「料理って楽しい、食べた人の喜びが嬉しい」にチャンネルを合わせて進んでいくこと。その途中には色々な壁があるかもしれないけど、そこすらも超えていくんだ、だって自分は「料理人になる」のだから、これがワクワクするから——と、自分の内なる声にチャンネルを合わせるのが自分軸。
家事とか子育てとかは分かりにくいかもしれませんが、「家族や自分が心地よく過ごすために家の中をきれいに保つ」とか「子どもが自分の力で生きていく礎を創るサポートをする」という自分の役割にチャンネルを合わせていくと軸がブレにくいかと思います。
どこにフォーカスするかは人それぞれですので自分の軸を見つけてみてくださいね✨
ただし、あくまで主語は「自分」。ここで「夫が」とか「同僚は」「子どもは」とかチャンネルを他に合わせてしまうとズレてしまいますので、ご注意を。
「自分が」どうしたいか、〇〇としての自分をどう生きたいか、です🌟
(〇〇は母として、仕事人として、などその役割の自分)
そうやって自分の軸にチャンネルを合わせていくと、必ずアイデアやサポートが入ってきます。とにかく楽しむこと。
ゲーム感覚でやってみたり
苦手な作業は音楽や動画を見ながらとか
自分なりに楽にできるやり方を見つけてみようとか
「苦しい」「つらい」にチャンネルを合わせずに、「辛いなら、じゃあどうしようかー?」ってもっと高く広い視点で、「この人生を楽しむんだ」というところにフォーカスしていくと、思いもよらない形でまたはスルッと抜けていくことができます☺️

恋愛・片想い・結婚・復縁・不倫・仕事・育児・家庭・人間関係など、多岐にわたり鑑定いたします。あなたのお話、お悩みを聴かせてくださいね。元気と前向きな波動を取り戻しましょう。否定・批判は一切なし!あなたのお気持ちに寄り添い明るい未来へ導きます🍀




コメント