お子さんのご相談もよくいただくものの一つです。
お子さんによって性質や気質が違いますし、親子であっても感性や感覚は異なるので何を考えてるか分からないことも全然ありますよね。
それこそ昔は「親の言うことは聞きなさい!」「なんでもいいから〇〇しなさい!みんなやってるのよ?」という時代でした。でも今は多様性を尊重しましょう、個性を磨きましょう、という時代。
親御さんも「自分の時はこうだったけど・・・え?今はどうしたらいいの?何が正解?」と迷ってしまうこともあると思います。
迷ってもいい。迷うのは当然。
でね、何を一番に持ってくるかというとすごくシンプルで・・・
子どもを信じること なんです。
さらにここで大事なのは何を信じるか、です。
・きっと〇〇に合格できる
・悩んでる恋愛がうまくいく
・友達関係が充実する
とかじゃないですよ〜
これはともすれば子どもにとって「そうでなければいけない」というプレッシャーとなります。
じゃあ何を信じるか?というと
自分の力で幸せな人生を歩むことができる
ということ。
誰かの力を借りてもいい、頼ってもいい、時間がかかってもいい、遠回りしてもいい、どうであれこの子は目の前に現れた壁を超えていける、ということ。
「うまくいく」ことじゃないんです。だって「うまくいかなくてもいい」んです。
受験に落ちても、仲の良いお友達ができなくても、不幸じゃないんです。失敗じゃないんです。
つい先日、不登校YouTuberだったゆたぼんさんが X でこう発信していました。
(別の方の「学校がつらい子どもへ。学校に行くことは義務ではない、学校へ行かないことはあなたの権利です」という投稿に対して)
「この人は責任をとってくれません。学校へ行くことは義務ではない、権利です。でも学校に行かないで大人になってから困っても、この人は責任をとってくれません!死にたくなるほど辛いなら学校に行く必要はないけど、現実的に自分の人生の責任は自分にしか取れないということは覚えておいてください!」(所々、省略あり。全文はご本人のXを見てみてください https://x.com/yutabon_youtube/status/1962144153602814278?s=46&t=yEkfwErfyeqD99aaIDRTRg より引用)
このツイートに関して賛否あったようですが(そこに関しては触れませんが)、この投稿文に関して私は実に真理をついてるな、と。
学校に行かないことが悪いことではないし、ひどい環境に身を置いているならそこに居続ける必要はない。自分を守ることは大切。
それはもちろんいいんです、でもその判断すら自分で責任を取るのです。たとえ小学生でも。今はまだ責任を取れなくても、成長した時に必ず責任を取るべきなのです。
大きくなってから「だってママがそう言ったから」「パパがそうしろって決めたから」「言えなかったから」じゃ困るでしょ?
何に困るかって
お子さんは自分の人生の舵取りを、他人に任せてしまっている。他人に委ねてしまってる。しかもそのことに気づいていないのです。
もしかしたら親御さんも気づいていないかもしれません。
それは、「この子はどんな困難も乗り越えていける力がある」「幸せを掴むことができる」ということを深いところから信じきれず
「私たちが守ってあげるからね(あなたじゃまだ無理でしょうから)。大人がどうにかすべきだ(子どもは何もしなくていい)」ということを起点にしているからなんです。
子どもも「親がどうにかすべきだ、学校や大人が(自分や状況を)変えるべきだ、だから自分はそれを待つだけでいい、まだ子どもだから言えるわけがない」というスタンスでいるからなんです。
言語化して自覚があるかどうかは別として、深いところではちゃんと分かっているはずなんです。
自分で目の前の現実を変える勇気を出すこともできる。
新しい選択肢を提案することもできる。
そこから逃げることもできる。拒否することもできる。
全て自分の判断、行動です。
親や先生が言ったことも「違うな」と思ったらそう表現することができるのです。
誰もがみな、その力を持っているんです。
勇気が出ない、伝えたくても言葉にできない、ということもあるでしょう。
大人になった今なら分かるけど、あの時は難しかったんだ、ということもあるでしょう。
抵抗できないくらいの力で押しこめられてしまうこともあるでしょう。
それでも、もっと成長した時に
「あの時の自分は休むしかなかった、自分を守って偉かった」「あの時は自分の気持ちをちゃんと言えなかったからこれからは伝えたいことはどんどん表現していくぞ」なのか
「親が、先生がクソだった、ガチャ失敗」「自分はこんなふうに扱われるべきだった、許せない、自分は不幸だ」なのか
時が経ってからでも「自分が決めたことだ、自分がしたことだ(しなかったことだ)」と、それを今後の人生に活かすかどうかも含めて全て、自分の人生は自分が責任を取るのです。
あの経験があったから、あの経験のおかげで なのか
あいつらが悪い、あの経験のせいで なのか。
ただし、赤ちゃんやまだ本当に幼い子の場合には、実際に大人が表に立っていかなければ無理なこともたくさんあります。自立にはプロセスがあり、幼い頃には依存しなければ(安全に)生きていけないからです。
子どもの友人関係に悩む方も多いです。お子さんの性格や性質もありますし置かれている環境もありますので、お子さんのお気持ちを含めその辺りはどんどん鑑定してお伝えしていくので些細なことも不安なことがあればどうぞご相談ください。
ただ、根本はこれです。
自分の力で幸せな人生を歩むことができる
親の方が考えすぎてた、気にし過ぎていた、ってことも💡
親だって1人の人間。悩みが生まれた時は成長の時です。
子どもの自立のプロセスを、見守りながら応援していきましょう!
恋愛・片想い・結婚・復縁・不倫・仕事・育児・家庭・人間関係など、多岐にわたり鑑定いたします。あなたのお話、お悩みを聴かせてくださいね。元気と前向きな波動を取り戻しましょう。否定・批判は一切なし!あなたのお気持ちに寄り添い明るい未来へ導きます🍀
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